
献茶式のお道具
昨日、珍しく会社を休んだ夫に
抹茶を点てたのですが
ふと思い立って
百均で買ったご飯茶碗で、抹茶を点てました。
ソファでくつろぎながら飲んだ
夫の反応は…
「今日はご飯茶碗だね~ありがとう!
うん、美味しい!!!」
私の心の声:
うんうん、これが茶道の極意。
茶道と聞くと、
♦行儀作法が難しそう
♦お道具もたくさん必要だし
♦着物着なくちゃいけないし
♦正座に耐えられそうにないし
とりあえず、敷居が高そう!!
と思ってらっしゃる方、非常に多いと思うのですが
茶の湯の極意は
一杯の茶を愉しむ
つまり、美味しく楽しくお茶を飲む、なのです。
紅茶を飲むのと一緒です。
本来は気負うことなく、気軽に楽しむものなのです。
そう、なので夫に点てたお茶は
高級な抹茶茶碗ではない、百均のご飯茶碗だけど
夫はその味と時間を楽しんだので
茶の湯の意に叶い、花丸だったわけです。
茶道の師範として、大批判を受けそうな
おもてなしではありますが(笑)。
型、形を学び続けると
元々の目的を忘れてしまったり
異なった価値観を否定してしまうのは
よくあるとことで
何も茶道に限った話ではなく
私のサロンは何を伝えたいのか?
このBlogは何のために書いているのか?
を折に触れ振り返らないと
ブレブレになってしまう。
目的の根幹を忘れてはいけない!!!
そんなことを、100円のご飯茶碗に学びました。